acubi

保育士|ブログ1年目|ファンタジー動物を紹介中|動物に会いに 世界旅行準備中🌎✨ おばあちゃんが寝る前に話してくれたファンタジー動物たちの物語を紹介🦄✨ === 🐰📖物語の主人公を好きな名前に変えて📖 みんなの物語の世界を楽しんでね💕

ファンタジーアニマルの物語

#011【スカイリス】クモリスと風の冒険

今日もどこかで待っている不思議なファンタジーアニマルたち。

今から君だけの物語が始まるよ♪

新しい出会いや驚きがいっぱいの世界へ一緒に飛び込もう!!

今日のおはなしの主役は…

スカイリスのクモリス

クモリスの特徴

  • 名前: クモリス
  • 体長: 約25cm
  • 生息地: 風の谷
    時々、地上で遊ぶのが好き
  • 特徴: ふわふわのしっぽ。
    風を操る魔法を持っているが、まだ上手に使えない。
  • 性格: 内気で、ちょっと自信がない。でも、勇気を持って努力する心を持っている。

今日のおはなし

タイトル「クモリスの風の冒険」

とある風の谷に「スカイリス」という不思議な動物が住んでいました。

スカイリスたちは空を飛ぶリスで、
ふわふわしたしっぽを持ち
風を操る魔法を持っていました。

その中でも、一匹のスカイリスの子ども「クモリス」は、少し特別でした。

彼はまだ魔法をうまく使えず、空を飛ぶのもあまり得意ではありませんでした。

みんなが自由に空を滑るように飛ぶ中で、クモリスはいつも地上で遊んでいました。

ある日、風の谷に大きな嵐が近づいているという知らせが届きました。

村のみんなは急いで嵐に備える準備を始めました。
スカイリスたちの役目は風の力を使って谷を守ることです。

嵐が強くなると、谷の大切な「風の木」が倒れてしまうかもしれません。
風の木は谷の命を守る神聖な木で、その木が元気でいる限り、風の谷は平和で豊かでした。

しかし今、その木が危険にさらされているのです。

「みんなで力を合わせて風の木を守るのじゃ。」
と長老のスカイリスが言いました。

みんなが集まって、風の木を守るために風の魔法を使おうとしていましたが、クモリスは自分がうまく飛べないし、魔法も使えないことを気にして、みんなの輪の外にいました。

「ぼくには無理だ…」と、自信をなくしてしまっていたのです。

そのとき、空を飛ぶ女の子あーちゃんが現れました。

あーちゃんはいつも冒険を楽しんでいて、スカイリスたちとも仲良しでした。

あーちゃんはクモリスがひとりでいるのを見て、
「どうしたの?」
と尋ねました。

クモリスは、
「ぼく、みんなみたいに飛べないし、魔法も使えないんだ。役に立てないよ…」
としょんぼり言いました。

でも、あーちゃんはにっこり笑って、
「そんなことないよ!できないことがあっても、少しずつ練習すれば大丈夫。大切なのは、やってみる勇気だよ」
と、優しく励ましました。

あーちゃんの言葉に勇気をもらったクモリスは、風の木を守るために何かできることを探し始めました。

そして、ふと気づきました。
「ぼく、風を直接操れなくても、風の流れを読めるかもしれない!」

そこでクモリスは、そっと空を見上げて風の流れを感じました。

最初はわずかでしたが、少しずつ風の動きが分かるようになってきました。

「こっちの風を集めて、木を守ろう!」
とクモリスはみんなに伝えました。

すると、スカイリスたちがクモリスの指示に従って、風を操り始めました。

クモリスの導きで、風の力が木を守るように働き、大きな嵐が来ても風の木はびくともしませんでした。

嵐が過ぎ去った後、長老はクモリスに
「よくやった!お前のおかげで木は守られたよ」
と褒めました。

クモリスは最初は信じられない気持ちでしたが、あーちゃんが
「ほらね!やってみたら、ちゃんとできたでしょう?」
と言って笑顔を向けてくれました。

それ以来、クモリスは風の流れを読む力をさらに磨き、みんなと一緒に風の谷を守る立派なスカイリスに成長しました。

そして、あーちゃんともまた新しい冒険に出かける日々が続いたのでした。

*おしまい*

クモリスにあいたいときは… 

クモリスがふわふわと空を舞う姿を見かけた人は、

風を感じて心が軽くなると言われてるんだって。

そんなクモリスに会うための方法を紹介するね♪

実際にクモリスに会うためのしかけ

      1. 風の歌を歌おう:
        優しい風のメロディーを口ずさみながら、
        草原や木の下でリラックスしてみて。
        クモリスがその音に導かれてやってくるかも!
      2. 大きな笑顔で風を感じる:
        外に出て、風を全身で感じてみて!
        心からの笑顔を作ると、クモリスが遊びに来てくれるよ。
      3. 風のメッセージを作る:
        色とりどりの紙を使って、風へのメッセージを作ろう。
        それを風に乗せて放つと、クモリスが見つけてくれるかも。
    さいごに

    クモリスとの素敵な出会いを楽しんでね!

    いつか、君の元にクモリスが遊びに来てくれる日を心待ちにしているよ!

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