今日もどこかで待っている不思議なファンタジーアニマルたち。
今から君だけの物語が始まるよ♪
新しい出会いや驚きがいっぱいの世界へ一緒に飛び込もう!!
今日のおはなしの主役は…
スカイリスのクモリス
クモリスの特徴
- 名前: クモリス
- 体長: 約25cm
- 生息地: 風の谷
時々、地上で遊ぶのが好き - 特徴: ふわふわのしっぽ。
風を操る魔法を持っているが、まだ上手に使えない。 - 性格: 内気で、ちょっと自信がない。でも、勇気を持って努力する心を持っている。
今日のおはなし
タイトル「クモリスの風の冒険」
とある風の谷に「スカイリス」という不思議な動物が住んでいました。
スカイリスたちは空を飛ぶリスで、
ふわふわしたしっぽを持ち
風を操る魔法を持っていました。
その中でも、一匹のスカイリスの子ども「クモリス」は、少し特別でした。
彼はまだ魔法をうまく使えず、空を飛ぶのもあまり得意ではありませんでした。
みんなが自由に空を滑るように飛ぶ中で、クモリスはいつも地上で遊んでいました。
ある日、風の谷に大きな嵐が近づいているという知らせが届きました。
村のみんなは急いで嵐に備える準備を始めました。
スカイリスたちの役目は風の力を使って谷を守ることです。
嵐が強くなると、谷の大切な「風の木」が倒れてしまうかもしれません。
風の木は谷の命を守る神聖な木で、その木が元気でいる限り、風の谷は平和で豊かでした。
しかし今、その木が危険にさらされているのです。
「みんなで力を合わせて風の木を守るのじゃ。」
と長老のスカイリスが言いました。
みんなが集まって、風の木を守るために風の魔法を使おうとしていましたが、クモリスは自分がうまく飛べないし、魔法も使えないことを気にして、みんなの輪の外にいました。
「ぼくには無理だ…」と、自信をなくしてしまっていたのです。
そのとき、空を飛ぶ女の子あーちゃんが現れました。
あーちゃんはいつも冒険を楽しんでいて、スカイリスたちとも仲良しでした。
あーちゃんはクモリスがひとりでいるのを見て、
「どうしたの?」
と尋ねました。
クモリスは、
「ぼく、みんなみたいに飛べないし、魔法も使えないんだ。役に立てないよ…」
としょんぼり言いました。
でも、あーちゃんはにっこり笑って、
「そんなことないよ!できないことがあっても、少しずつ練習すれば大丈夫。大切なのは、やってみる勇気だよ」
と、優しく励ましました。
あーちゃんの言葉に勇気をもらったクモリスは、風の木を守るために何かできることを探し始めました。
そして、ふと気づきました。
「ぼく、風を直接操れなくても、風の流れを読めるかもしれない!」
そこでクモリスは、そっと空を見上げて風の流れを感じました。
最初はわずかでしたが、少しずつ風の動きが分かるようになってきました。
「こっちの風を集めて、木を守ろう!」
とクモリスはみんなに伝えました。
すると、スカイリスたちがクモリスの指示に従って、風を操り始めました。
クモリスの導きで、風の力が木を守るように働き、大きな嵐が来ても風の木はびくともしませんでした。
嵐が過ぎ去った後、長老はクモリスに
「よくやった!お前のおかげで木は守られたよ」
と褒めました。
クモリスは最初は信じられない気持ちでしたが、あーちゃんが
「ほらね!やってみたら、ちゃんとできたでしょう?」
と言って笑顔を向けてくれました。
それ以来、クモリスは風の流れを読む力をさらに磨き、みんなと一緒に風の谷を守る立派なスカイリスに成長しました。
そして、あーちゃんともまた新しい冒険に出かける日々が続いたのでした。
*おしまい*
クモリスにあいたいときは…
クモリスがふわふわと空を舞う姿を見かけた人は、
風を感じて心が軽くなると言われてるんだって。
そんなクモリスに会うための方法を紹介するね♪
実際にクモリスに会うためのしかけ
-
-
- 風の歌を歌おう:
優しい風のメロディーを口ずさみながら、
草原や木の下でリラックスしてみて。
クモリスがその音に導かれてやってくるかも! - 大きな笑顔で風を感じる:
外に出て、風を全身で感じてみて!
心からの笑顔を作ると、クモリスが遊びに来てくれるよ。 - 風のメッセージを作る:
色とりどりの紙を使って、風へのメッセージを作ろう。
それを風に乗せて放つと、クモリスが見つけてくれるかも。
- 風の歌を歌おう:
さいごに
クモリスとの素敵な出会いを楽しんでね!
いつか、君の元にクモリスが遊びに来てくれる日を心待ちにしているよ!
-